17世紀スペイン音楽の華

2019年6月26日(水)19時開演(18時半開場)
渋谷区文化総合センター大和田 4階 さくらホール

チケット料金:
一般前売:3,000円(※日本トロンボーン協会員は当日も)
当日券 :3,500円
ペア  :5,000円
学生  :2,000円

主催:古楽金管アンサンブルANGELICO
後援:スペイン大使館
助成:日本トロンボーン協会(JAT)・公益財団法人 朝日新聞文化財団・芸術文化振興基金

教会オルガニスト、セバスチャン・アギレラ・デ・エレディア(1561〜1627)の生きた時代は、ちょうどスペインが史上最も繁栄した黄金時代(Siglo de Oro)と重なります。スペイン君主カルロス1世が神聖ローマ帝国皇帝カール5世に即位した際(在位1519〜1556)にはヨーロッパはもとより、地球上に広大な領土を持ち、その繁栄の様は「太陽の沈まない国」と形容されました。そんな時代、エレディアはスペインの礎といわれるアラゴン王国の古都、サラゴザのサン・サルバトール大聖堂のオルガニストとして、より複雑な17世紀オルガン音楽のパイオニア的存在として活躍しました。
今回はエレディアの代表作であるマニフィカート集「聖母マリアのカンティクム」を黄金時代にふさわしく、合唱と弦、木管、金管、打楽器、オルガンをふんだんに取り入れた、ダイナミックなバージョンで賑々しく演奏いたします。

出演

  • 合唱団 CANTUS ANIMAE(雨森文也 指揮)
  • 古楽アンサンブル Medio Registro
    古橋潤一rec. 三輪真樹・大西律子vl. 丹沢広樹va. 西沢央子vc. 能登伊津子org.
  • 古楽金管アンサンブル ANGELICO
    宮下宣子・小倉史生・生稲加奈代・生稲雅威・堀内智子sac.
    池田修・上倉武・高橋英男cor.
    スペシャルゲスト 濱元智行per.

演目

S.A.de エレディア:マニフィカート/聖母マリアのカンティクム
S.A.de エレディア:第8旋法によるエンサラーダ
A de カベソン:ロマンセ5番〜貴婦人の望み〜 第4旋法によるティエント7番
J.カバニーリェス:第8旋法による足鍵盤付きのティエント
T.L.de ビクトリア:天の女王 喜びたまえ
A.ロボ:幸あれ 天の女王