今さらシリーズVol.3 そもそも純正律とは何か(1) 文責:はじめ





 純正律は広い意味では平均律の対義語として、平均律以外の音律という意味で使われます(それでも100以上あるのですが)。




 狭い意味では、その平均律以外の音律の一種類を指します。CAで純正律といわれるのは、後者の意味です。




 純正律の音の高低については、平均律と比較して取りざたされることが多いので、先に平均律について説明します。



○平均律とは

 鍵盤上でいうところの、ドから一番近くのドまでを一オクターブといいますが、それをその間にある12の音で均等に分けた音律を平均律といいます。  ピアノの調律において、「1秒間に何回音のうねりがあったら正しい」とされることからわかるように平均律は基本的にハモらない音律です。


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