今さらシリーズVol.4 そもそも純正律とは何か(2) 文責:はじめ



 平均律をはじめとする音律を理解するには、セントという単位が有効です。
 これは、一オクターブの中にある12の音(つまり半音ずつ)を1200に分け、平均律上の半音の幅を100セントとする単位です。
 この単位で数えるとCからの平均律上の音の幅は次のように表現されます。





C …Cから0セント Cis…Cから100セント
D …Cから200セント Dis …Cから300セント
E …Cから400セント
F …Cから500セント Fis …Cから600セント
G …Cから700セント Gis …Cから800セント
A …Cから900セント B …Cから1000セント
H …Cから1100セント C …Cから1200セント




 純正律を理解する上で大事なのは、各音が平均律から上下に何セント違うかということなので、セントについては、半音100セント、1オクターブは1200セントだけ覚えておけば十分です。




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