コンクール2025での挑戦について

今年もコンクールの季節がやってきましたね。今年度のコンクールでの挑戦について皆さまにご報告いたします。

CANTUS ANIMAEでは、コンクールを“磨く場”として位置づけており、全員で構成された混声合唱団以外にも団内合唱団を結成し声を磨いております。今年度は、混声(CA本体)・同声(男声、女声)・室内(40歳以下)の4団体として出場します!

※挑戦の背景や意図について詳しくは、「CANTUS ANIMAEはどこへ行く2025」をご一読ください。

団内合唱団の3団体をご紹介します!

PRO MUSICA VIVA(室内)

PRO MUSICA VIVAは、ルネサンス期の合唱音楽を通じて豊かな音楽表現とアンサンブルを追求しています。
課題曲のDies sanctificatusでは、純正律やヘクサコルドを学びながら、ルネサンスポリフォニーの様式美の実現を目指してアンサンブル練習を重ねています。
自由曲は、モンテヴェルディのマドリガーレ集第4巻より、Anima mia, perdona、Che se tu se’il cor mio、Quell’augellin che cantaの3曲を演奏します。
4巻は革新的なスタイルで書かれ、のちのオペラへ繋がる劇的な作品群です。深い大人の表現を会得できるようイタリア語のディクションや音色にもこだわりながら練習に取り組んでいます。

ラ・フォリア(女声)

私たちラ・フォリアは、CAの女声メンバーからなるグループです。女声合唱とピアノによるしなやかなアンサンブルを目指し、練習に取り組んでいます。
課題曲には「かつて私は信じていた」を、自由曲には三善晃先生作曲の「ラ・メール」と「或る死に(三つの夜想より)」を、野間春美先生のピアノで演奏します。
課題曲では、歌とピアノが一体となることで妖艶な世界観を表現したいです。自由曲では、女声合唱と三善先生そのものと言えるピアノとが互いに寄り添い、詩人の想いを昇華させる演奏を目指します。温かな世界観を感じていただければ幸いです。
CA女声ならではの、一人ひとりが想いを携えた演奏をお楽しみください。

MUSICA FERVIDA(男声)

CANTUS ANIMAEの男声チーム MUSICA FERVIDAです。
わたしたちは、課題曲では多田武彦「彼岸花」を、そして自由曲では同じく多田武彦「柳河風俗詩」より「柳河」「紺屋のおろく」「かきつばた」を演奏いたします。
男声合唱の定番中の定番である名曲をただただ美しく、そして北原白秋の描く情感豊かな世界を表出することを目指し、様々なアプローチにチャレンジしています。皆様に新しい”タダタケ”をお届けできればと思います。ご期待ください。


今年度の東京都合唱コンクール混声・同声・室内部門は9/6・7(土・日)文京シビックホールにて開催されます。
是非、我々の演奏を聴きにお越しください!
https://tokyochorus.com/event/concour/

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