2014年を振り返る:The Premiere Vol.3

初めてBLOGを書きます、アルトのちゃこと申します。

8月30日に紀尾井ホールで開催された「The Premiere Vol.3 夏のオール新作×初演コンサート」で演奏いたしました。
The Premiereは、新進気鋭の若い作曲家の活躍を応援し、新曲の初演と楽譜出版を行い、
後日ライブCDも発売されるコンサートです。

premiereCD
♪The Premiere Vol.3 夏のオール新作×初演コンサート♪

私たちが演奏した増井哲太郎さんの「平行世界、飛行ねこの沈黙」は4曲から成る組曲で、
どの曲も個性的で魅力的です。
ファンタジックで不思議な歌詞。
それぞれに聞かせ合う各パートの音楽。
楽しい音がたくさん散りばめられたピアノの音楽。
聴かせどころ満載のアカペラ曲。

CAの音楽作りの基本、
「それぞれが楽譜や周辺のものから読み取ったことを、理解して納得して反芻して、ひとりひとりが表現しよう」
とやってみるのにも、非常に良い勉強になった曲でした。
音楽について気付いたことを発信するメンバーがいたり、世界観を理解するために作詞者の詩集を読んだメンバーがいたり、
歌詞の中のことばの表現について、直接作詞者に連絡を取って聞いてみたメンバーもいて、とても刺激になりました。

私はこのコンサートの1か月前、初めてCAの練習を見学に来ていました。
増井先生にもいらしていただいていた日でした。
練習していた飛行ねこの曲そのものも楽しいし、何よりも作曲者と合唱団とのやりとりから、
音楽を作り上げていく様子を目の当たりにして、私も一緒に歌いたいと強く思った日でした。
(ちなみに、この時にコンクールで歌うあの難解なアウトサイダーを平行して練習していたなんて知る由もなかったのです!
見学に来たとき、アウトサイダーを練習していたら、私はCAに今いるのでしょうか・・・?なんてね)

私にとってはちょうど1か月と短いお付き合いだった曲でしたが、今後も決して忘れることのできない曲との出会いになりました。
混声合唱を初めて歌った私は、それぞれの音を聴いて楽しむには充分過ぎる曲との出会いでした。
今思うと、当時の私はCAの音楽についていくだけで必死だった日々でしたが(あ、今もです)、
初舞台にして本当に恵まれた出会いをさせていただきました。

コンサート当日は、CAの他にも個性あふれる3団体の出演があり、リハーサルで聴かせていただいて、
魅力的な演奏ばかりで楽しい気持ちになりました。
本番に、合唱を全く知らないのに、ただ私が歌うからと友人が聞きに来てくれて、
初演ばかりで知っている曲がないコンサートで申し訳なかった…と思ったのですが、
「どの曲もそれぞれ違って飽きる瞬間がなく、あっという間に時間が過ぎたコンサートだった」と感想をいただいたのが、
印象的でした。
素敵な出会いにあふれたコンサート関わることができて、幸せな気持ちになりました。

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♪作曲家の増井哲太郎先生と団員♪

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